せおくんが居なくなってもうすぐ四十九日なんです。
時々家で一人お酒を飲みながら ふとせおくんが居た場所を見るだけで泣いてしまう時があるんです。
やっぱり時々今でも泣いてしまうんですよね。
四十九日が過ぎる頃には笑っていたいなって思うんだけど、それでもこの愛の向く先に代わりはなくて、ありったけの愛情を注いでいたこの思いは夜空に向けてもまた部屋に戻ってくるようなそんな感覚の時があります。
見上げた星の夜空にも、窓際で風に揺れている小さな観葉植物たちも
見ているだけで思い出す夜がある。
最近また音楽と向き合い、新しい歌を書いています。
同時進行で3曲ほど手をつけているんだけど、きっと次できる歌も歌う時には少しだけまだ泣いてしまいそうです。
曲作りをしながら泣いては、消化出来ずにいるのは変わらずに、それでもまた曲作りに向かうんです。
僕はやっぱりアーティストなんです。この寂しい思いも全部全部歌にする日が必ず来るんです。
一緒に迎えることが出来なかった悲しみはまだあるんだけれど
それでも大好きな音楽で心を落ち着かせては、笑ったり泣いたりしながら歌う夜もある。
君に会いたいのはやっぱりずっと消えないみたいだよ。