少しずつ少しずつ以前までの生活に戻りつつありますがきっと同じように戻らないんだろうなって自分の中で整理をつけている日々なんです。
正直言うと せおくんがいなくなってからと言うものの、音楽には全然触れられなくなって、ギターを弾くことも曲を作ることも極端に減りました。
それでも大好きでやりたいことには変わりないなんだけど、僕が作り出す歌 音楽は全部《LOVE》から来ていて、大切でかけがえのないLOVEが一つなくなってしまった僕の心はまだ全然立ち直っていなくて情けないです。
製作は、《何かを生み出す》という事で、全然容易ではなくて、これもまた前みたいになかなか戻れないでいます。
この苦しみや悲しみにメロディーをつけなきゃならない仕事なのにつけられない僕がまだいます。
それでも今日なんかはただただ晴れた空を眺めながら電車で仕事に向かう途中で無性に《曲、作りたい》って思ったし、今動かなければもう動けなくなることも自分ではよくわかっています。
これまでの時代とまた変わる事は《好きなことをする為に、違うことでも結果を出す》ことが重要になると思って、この状況を機にまた違う勉強をしています。
自分のこと支えるのはまたきっともう一人の自分だから、やっぱり強くならんきゃいけないのです。
大好きな音楽を続けること。その為に出来ることを必死になってまだまだ探してゆきます。
この空の向こうに虹が掛かっても思い出すし、育てている花がベランダで咲いただけでも泣けてくる。
君が好きだったものをみると今でも胸が苦しくなる。
この想いにどんなメロディーを乗せようか。
《君に会いたい》の歌の歌詞が、最近やたら胸に刺さる。