今日は母の日。
北海道の母親に電話をした。
コロナの影響でもちろん生活のサイクルも変わったし状況も2ヶ月前から物凄く変わったから ここ最近は時々電話をすることが多くなった気がします。
せお君が亡くなった次の日も母親と父親に報告をするのに大泣きしながら電話したし、ゴールデンウィーク始まる前にも電話したような気がする。
凄く心配をかけたのは仕事でも何でもなくて、せおくんの事で
やっぱり僕にとって家族だったせおくんがいなくなってから凄く凄く心配された。
母親もせおくんのこと凄く可愛いがっていたから寂しい想いを増やしてしまった気さえしている。
もちろん寂しいし、一人部屋でいると泣きたくなる夜の方が多いのですが、それでも毎日仕事があること、少し先の未来に期待して音楽の力を未だに信じて歩いている。
母の日。
北海道は今もなお東京と同じように緊急事態宣言延長中で、さらには警戒地域でもある。
実家はレストランを経営しているからもちろん お店も大変。
何よりも大変なのはお金じゃなくて 働けないことだと両親は言っていました。
動いていないと衰えてしまうように、老いるのはきっと仕事がなくなった時なのかもしれない。
実家に帰省も出来ない寂しさも、せおくんが居ない寂しさも全然拭切れないけれど
それでも僕は電話では《凄く元気だよ》と伝える。
これは強がり半分だけど、本当に半分は元気です。
東京に居る意味を何度も何度も探して、東京に居る意味を何度も何度も考えて
それでもまだ東京という街で暮している。
本当に大切なもの、本当に必要なこと。
毎日毎日考えていることは今に始まったことじゃない。
この15年間ずっと変わらないことだから、
だから僕は半分元気だよ。
今日もお疲れ様でした。
明日も自分に正直に頑張ろうぜ。