まず、感謝の気持ちを伝えさせてください。
本日ワンマンライブ《紡ぎ》を渋谷スターラウンジへお越し下さいます皆様。
本当にありがとうございます。
僕の大切な日に来てくれること、心から感謝しています。本当に幸せです。
ワンマンライブ前日。深夜一時半。
《Treasure》という曲にこんな歌詞があります。
【帰り道 深夜一時を回った。溜め息は飲み込んだ。】
ちょうど30歳の時 どうやって進んでゆけばいいのか、この先どんな風に音楽を続けてゆけばいいのかわからなくて、それでも30歳の自分の中での《ケジメ》として働きながら音楽することを決めたんだけれど、それでも上手く思いを乗せられなくて なんとなくなんとなく続けながらもフェードアウトするみたいに毎日働いては遊んで、遊んでは働いて飲み歩いたりしていました。
本当に何がしたいかわからない時期を2年ほど過ごして《何がしたいんだ?》って思い決めた2015年のワンマンライブ《Treasure》では安全な道を通るように小さい、小さい会場を選んだ。
最悪お客さんが来なくても友達だけ誘えばどうにかなるような場所。
このワンマンライブの後には悔しさよりも、情けなさと、自分へ嘘をついてしまったことへの苦しさで僕の音楽活動は一度ここで止まってしまいました。
そして、2017年10月、もう一度動き出すことを決めました。
毎日ブログを書くことを再開し、月に1曲新曲を発表することを決めて、曲を作るたびにネットにアップして、少しずつ、少しずつ《らしさ》を取り戻してきました。
親友《村上ユウタ》との再会で、新しいイベントが立ち上がりました。Serendipity と 君に会いたい。
その彼に今回はオープニングアクトをお願いした事は運命みたいなものなんだと思います。
歳も一緒。そしてまた動き出したタイミングも似ていたように感じます。
そして22歳の頃から一緒に活動をしているパズルエンタテイメントのK-Sukeとkosugiさんともまた一緒に作品作りが出来るところまで辿り着きました。
彼は待っていてくれていたかのように『KAZUがやりたいものを作ろう、やりたいことがあるんなら何でも手伝うから』そんな風に言ってくれた時にワンマンライブを開催することを決意できたように思えます。
ワンマンライブを開催することを決意した2019年5月。
そして発表したのが7月19日、誕生日の日でした。
その日から1日1日を無駄にはできない、自分が変わらなきゃ何にも変わらないこと。そして動かなければ何も変わらないことをもう一度信じて歩いてきました。
正直この3ヶ月くらい苦しくて苦しくて、本当に辛くてしんどかったです。
今回のワンマンライブのタイトルは《紡ぎ》と言います。
ワンマンライブを開催することを決めてからタイトルが決まりました。
これにもきっとたくさんの意味があったんだと 今だから思うことができます。
再会も果たしたし、新しい出会いも沢山ありました。
ずっと応援してくれているファンの方と会えることも多くなりました。
僕自身今回の道の中で過去に作った歌に何度も救われました。
そして新しい歌にも何度も心を動かされました。
過去も未来も、今も大切に大切に紡ぐこと。
大切な人との未来と今を紡ぐこと。
絡まり合って
ほどけて
また繋がる
このフレーズの続きは明日会場でお伝えいたします。
過去最大級の想いの歌を届けますので、期待していてください。
きっと新しい未来が始まりますよ。
お気をつけてお越し下さい。
2019.12.9 am 2:04
KAZU