毎日絞り出すように言葉を綴って、毎日何か降りてこないかなってギター弾いて
毎日ノートを開いて、本を読んで、音楽を聴いて、映画を見て 大好きな美術館にもなるべく行って
テレビは全く見ないし、スマホのゲームも一つもやらない。
ギャンブルも一つもやらないし、30歳でタバコもやめた。
毎日毎日 曲つくりに取り掛かってるんですけど 出来ないことのほうが圧倒的に多くて
軽く吐き出せるような想いなら とっくに別のとこで出してるし 歌は、曲は、僕にとってのそれじゃないんだと思うんです。
音楽は溜息じゃないから 言葉を大切にするって決めたから
伝えたい思いをしっかり伝えたいって思うんです。
例えば、とりあえず一曲作ってみてよ。なんて言われたら きっと僕はその人と距離を取ってしまうんだろう。そんな自分はまだまだ凄く弱いなぁと思う。
昨日 ユウタ君とOCHAKAIで話したこと。
上手く撮影できてなかったからここに書こうと思う。
僕らは時々 ” まだ音楽してたんだ! ” と言われる。
この 《まだしてたんだ》の言葉の意味が全く分からなくて、むしろこんな風に言われると 僕らはこの人にとって大切な人ではないんだな。と寂しくなって そんな思いを糧に歌を書いたりする。
僕が昨日話したことは 《音楽 まだしてたんだ 》って言うってことは、僕にとって《まだその人と一緒にいるんだ》とか《まだ電車通勤してるんだ》と全く同じくらいの意味で、究極気持ちが弱っている時に言われたもんなら
《まだこの街にいたんだ》
くらいに感じてしまう。
アーティストは、ミュージシャンは心が強いからやれてるわけじゃないって思う。
そして、何よりも好きだから続けているっていうことが事実であり リアルなんです。
好きだからずっと続けてこれて、好きだから続けているって思いの中で
ユウタ君が言っていた事は
《 その人たちにとっての音楽は、有名か有名じゃないか、売れてるか売れてないかでしかないんだと思うから 気にしないようにしてる》
って言ってた。そんなユウタ君はやっぱり友達だなーって思うし、すげー好きだなって思う。
僕、12月に単独ワンマンライブをするんですけど 来場者 100名 目指してやってるんですが、今 チケットが まだ12枚しか売れてないんですけど、
それでも なんとか笑って毎日過ごせているのは 好きだからなんです。
好きって、すごい力があるんですよ。
大好きなことを続けてれば うまく笑えるってところ 年末にみなさんに見てもらいたいなって思うんです。
それがきっと 何かのきっかけになれるって信じてるんです。
