たった2秒

昼間に電車を降りて 目の前にフラフラ歩くおじいさんがいました。

大丈夫かなーと心配しながら見ていたら 案の定倒れたんです。

え?? と思って 倒れたおじいさんが目の前にいたんです。

身体がすぐ動かなくって、最初ビックリと心の中で誰か助けるだろうって少しだけ思ってしまったんです。

結局 その場にいた人たちみんな ビックリして身体が動かずに僕が一番初めに倒れたおじいさんに駆け寄りました。

大丈夫、大丈夫と言っていたので 本当に転んだだけで怪我とかはなかったんですが ずっと手を握っていました。その間違う方が駅員さんを呼びに言ってくれて また違う方のファミリーのパパはおじいさんの肩を持っていてくれました。

僕は 驚きと、誰か助けるだろうと ほんの2秒 身体が動かなかったことが情けなくて、すごくそんな自分が嫌いで おじいさんを駅員さんにお願いした後に仕事に向かいながら涙が止まらなかったです。

ほんとにカッコ悪い。

この2秒はものすごく長くて、瞬間動けない自分の弱さを知りました。

やっぱりまだまだ変わりたいし、変わらなきゃこんな自分嫌いだなと思いました。

実は先月もこんなことあったんです。

友人 作田慎吾(さくちゃん)の舞台を同級生のディレクターと観に行った後に浅草に行った時のこと。

突然 二十代半ばくらいの男の子が おじさんと雷門通りの人混みの中 揉み合いになっていたんです。

喧嘩だったら止めなきゃ!と思い近づいたら 男の子が僕に 『 こいつ 盗撮しているから 一緒に捕まえて! 』と言って来たんです。

それをすぐに飲み込めなくて、おじさんが走って逃げたんです。それを若い男のが追いかけた瞬間にやっと身体が動いて 一緒に捕まえたんです。

おじさんは 持ち物の紙袋に穴が開いていて そこからスカートの中を撮っていたんです。彼女と待ち合わせをしていたという その若者が待ち合わせ場所で不審な動きをするおじさんを見ていたらずっと盗撮していたと言っていました。

もちろんこの後警察が来て ほんとに穴の空いた紙袋から出てきたスマホに撮影されていて 捕まったんですけど、その時も僕はすぐに身体が動かなかったんです。

その時は3秒も動けなかった。

その時もすぐに動けなかった自分が情けないなって落ち込みました。

もっと瞬間瞬間で判断できる男になりたいし、自分が思うカッコ悪い男には本当になりたくないなと思った。

その1秒の判断が 誰かを救えるのなら救いたいし、救えなかったんなら きっとずっと後悔するんだろう。

僕ってそんなやつなんです。

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